Uber Eats では配達員ではなく配達パートナーと呼びます。また、配達パートナーは個人事業として業務を受諾しており、Uberとの雇用関係はありません。
Uber Eats に出店するには、どんな条件が必要なの?
▲このような疑問を持っている、飲食店オーナー様もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで本記事では、Uber Eats の加盟店として出店する条件を中心に解説していきます!
- 対応エリア内である
- 飲食店営業許可書がある
- 週4日以上・1日3時間以上の営業
- メニューが5種類以上ある
- ネット・Wi-Fi環境がある
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- 加盟店として出店できる条件
- 出店するメリット・デメリット
- 加盟店として出店する方法
Uber Eats(ウーバーイーツ)の基本情報
Uber Eats (ウーバーイーツ)とは、アメリカのサンフランシスコに本社を置くUber (ウーバーテクノロジーズ)が子会社として2014年に立ち上げた、オンラインで注文ができるフードデリバリーサービスです。
日本においては、2016年に東京からスタートした後に、全国47都道府県でサービス展開をしています。
スマホなどのアプリから、誰でも簡単に料理の注文ができるので、幅広い年齢層のユーザーに利用されています。
自宅以外の場所にも届けることができるので『遊びに行ったお友達の家』や『出張時のビジネスホテル』などでも利用ができる、利便性の高さが人気です。
現在は、料理以外にも日用品や医薬品・インテリア雑貨・生花など幅広いジャンルの配達サービスもおこなっています。
▲Uber Eats の仕組みをこのようなイメージになります。
自社で配達するシステムが無くても、Uber Eats の加盟店として出店することで、料理を注文者にお届けすることができます。
本来、自社で配達する為には、車両や配達する人を用意しますが、Uber Eats 加盟店ではその必要がありません。
新規客の開拓によって、店舗の売り上げアップに繋がる可能性も十分にあり、加盟店の登録数も飛躍的に伸びています。
長引くウイルス問題の対策として、非接触で料理の提供も可能ということで『With コロナ』の時代にマッチしたサービスと言えます。
フードデリバリー業界でも、抜群の知名度です!
Uber Eats(ウーバーイーツ)だけの店(ゴーストレストラン)について
コロナウィルス問題の影響で、急速にフードデリバリーサービスが拡大しました。
通常だと、レストランにプラスした形でデリバリーをおこなうのが大半ですが、店舗営業をおこなわず、デリバリーサービスのみで飲食サービスを提供する業態を『ゴーストレストラン』と呼ばれています。
特徴としては、実店舗を持たないので飲食スペース・接客・レジでの会計を必要としないため、経費を大幅に削減できます。
近頃でも、『ゴーストレストラン』は増え続けていて、新たな飲食業界の業態としてポジションを確立しています。
▲ゴーストレストランの代表格でもある『かさねや』は、日本全国に200店舗以上の加盟店を有し、事業を拡大しています。
他にも、色々なゴーストレストランが活躍しているよ!
Uber Eats(ウーバーイーツ)に出店する条件
本題であるUber Eats に出店する条件を見ていきましょう。
- 対応エリア内である
- 飲食店営業許可書がある
- 週4日以上・1日3時間以上の営業
- メニューが5種類以上ある
- ネット・Wi-Fi環境がある
▲上記の5つが出店するための条件になりますが、通常の飲食店であれば問題なくクリアできる基準ではないでしょうか?
もし条件が足りなくても、追加して満たされればOKです!
対応エリア内である
現在、営業している店舗がUber Eats のサービス範囲であることが最条件になります。
まずは、範囲内であるかを確認してみましょう。一番簡単なやり方として、Uber Eats の注文アプリを使って確認することができます。
▲上記の手順で、店舗がUber Eats のサービスエリアになっているか確認できます。
また、現状ではエリア外でも将来的にサービス範囲が拡大する可能性もあるので、Uber Eats からの情報を定期的にチェックしましょう。
あくまで簡易的な方法なので、申し込みの前にUber Eats 運営側に確認しましょう。
飲食店営業許可書がある
Uber Eats に出店するには、飲食店営業許可書が必要です。
とは言っても、飲食店として開業する際に必ず取得しているはずなので、問題なくクリアできると思います。
これから開業を考えている方は、まずは飲食店営業許可書を取得しましょう。
飲食店を開業するために必要な許可書です。保健所に申請して調査を通過することで取得することができます。
週4日以上・1日3時間以上の営業
Uber Eats の加盟店として出店するには、営業日数と時間についての条件があります。
- 一週間で4日以上の営業日数が必要
- 一日、3時間以上の営業が必要
また、ピークタイム(12:00〜13:00・19:00〜20:00)の時間帯に営業することも条件になっています。
メニューが5種類以上ある
Uber Eats の加盟店として出店するには、5種類以上のメニューが必要になります。
このメニューの中には『トッピング』『サイズ・量』なども含むことができます。
もし少量厳選のメニュー数で営業したい場合は、こういった追加項目を使って出店条件を満たすことができるかもしれません。
ネット・Wi-Fi環境がある
Uber Eats の加盟店として営業するには、注文の受付などに、タブレットと専用アプリを使用します。
これらを使用するには、インターネットが利用できるWi-Fなどの環境を用意する必要があります。
もし現状で、こういった環境がない場合は、インターネットの新規契約などを検討しましょう。
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Uber Eats(ウーバーイーツ)飲食店メリット・デメリット
Uber Eats の出店を検討しているレストランオーナーさんは、メリット・デメリットも気になると思います。
- 基本的に登録費用がかからない
- 配達車両や人を用意せずに営業可能
- 知名度が上がり新規客の開拓ができる
- 料理の注文数が増加する
- 注文受付のON・OFFが自由にできる
Uber Eats では加盟店として出店する際の登録費用(初期費用)はかかりません。また、料理を配達する為に必要となる配達車両・運転者を用意することなくデリバリー営業が可能なので、大幅なコスト削減にもなります。
また、通常営業にプラスして、第二の窓口としてレストランを知ってもらうチャンスとなるので新規客の開拓になります。結果として店舗・デリバリーともに料理の注文数が増加につながっていく可能性を秘めています。
なお、営業中は注文受付をON・OFFを自由に設定できるので、店舗の営業状態に合わせてマネジメントすることができます。
- 手数料が35%かかる
- 梱包資材のコスト増加
- 立地によりピックアップに時間がかかる
Uber Eats では売上金額に対して、一律35%の手数料となっています。利益を出すコツとしては、デリバリー専用での価格設定が可能なので、店頭価格よりも少し高く設定している店舗がほとんどです。コスト面からデメリットとしましたが、実際にはバランスを考慮して調整すれば、とくに問題ないと思われます。
また、デリバリーに使用する梱包資材(容器・カトラリーなど)は、新たに用意する必要があるので、その分のランニングコストが増加します。
Uber Eats では配達パートナーに依頼をして料理を運んでもらいますが、立地によってピックアップまでに時間がかかる可能性があります。配達パートナーは、沢山のリクエストが望める加盟店の多いエリア(都市部・駅周辺)に集まります。逆に、こういったエリアから離れてしまうと近くに配達パートナー少ない・いない状態になり、請負先が決まりにくい状況になってしまうのです。
自店舗の(内的・外的)環境を踏まえて検討しましょう!
Uber Eats(ウーバーイーツ)加盟店に出店する費用
- 登録手数料
無料 - 解約金・違約金
0円 - タブレットレンタル料
1,700円(月額料金) - 梱包材料
店舗により負担
登録手数料は無料で、解約金・違約金も無いので安心してチャレンジすることができます。
タブレットをお持ちでない店舗様は、Uber Eats よりレンタルとして借りることが可能です。毎月の利用料金は1,700円になりSIMカードも含まれているので、コスパの良い内容ではないでしょうか?
梱包材料は、店舗ごとに登録するメニューに合わせた容器・カトラリーなどを用意します。
ちなみに、持参したタブレットでも業務は可能です♪
- 推奨メーカー
iPad・Lenovo - OS情報
IOS 10.0以上 Android 8.0以上 - WiFi情報
802.11 a/b/g/n(2.4/5GHz) - Bluetooth情報
V4.0 - Memory情報
RAM 1G ROM 8G
※アプリのバージョンアップなどにより必要スペックが変動する可能性があります。
▼手数料・費用などのコストに関して詳しく解説した記事です。
Uber Eats(ウーバーイーツ)加盟店に出店する方法
実際に、Uber Eats 加盟店として出店するには、どのような流れになっているのかを見ていきましょう。
まずは、登録に必要な書類は以下の通りです。
- 営業許可書の写し
- 電子契約書
- メニューシート
電子契約書とメニューシートはWEB上の電子書類になります。
続いて、出店に必要なモノになります。
- ネットやWi-Fiの使用環境
- タブレット
- 梱包用の材料
本題である、Uber Eats 加盟店に登録する流れを見てみましょう。
- 公式サイトで必要な情報を入力
- 電話案内・ZoomのWeb説明会に参加
- 必要な書類を提出する
- メニュー内容作成・写真撮影をして提出する
- 電子契約書を確認して同意する
- Uber Eats 運営側にシステムの設定を依頼する
- タブレットを設置する
- 加盟店として営業開始
おおまかな流れは、上記の通りになります。さらに詳しく解説した記事がありますので参考にして下さい▼
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Uber Eats(ウーバーイーツ)出店の問い合わせ
出店(登録)に関しては、Uber Eats 公式サイトの問い合わせをご利用頂けます。
まとめ
本記事では、主にUber Eats 加盟店として出店するための条件について解説していきました。
スマホのアプリを使用した、現代版の出前サービスの先駆けでもあるのがUber Eats です。
時代とともに、さまざまなモノやコトが形を変えていきます。同時に流通やサービスも同じように形を変える流動的なものです。
実店舗の営業にプラスした形で、Uber Eats でのフードデリバリーの新たなサービスを展開することで、(今ある形+新なる形)のハイブリッドな事業展開をすることは、飛躍的でエキサイティングな事業活動になるのではないでしょうか?
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