コスパ最強のおすすめバイク!配達報酬の利益を最大限に高めよう♪Uber Eats(ウーバーイーツ)

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Uber Eats では配達員ではなく配達パートナーと呼びます。また、配達パートナーは個人事業として業務を受諾しており、Uberとの雇用関係はありません。

この記事は『2022年のバイク』を基に解説していますが、時が経過しても、選定する考え方は一緒ですので、購入する参考として頂ければ幸いです。

悩む男性

配達に使用するバイクは、どうやって選べばよいの?掛かるコストなんかも知りたいんだけど…

配達ロボ
takuya

バイク選びは、とても重要なので、業務運営としての切り口で解説していきます!

Uber Eats をはじめとする、フードデリバリーに欠かすことのできない配達車両となるのがバイクです。

出典:SUZUKI

自転車よりも優れた機動性と、自動車より小回りの効く柔軟性を兼ね備え、数多くの強みを持っているのがバイクではないでしょうか?

配達に使用する車種は指定がないので、それぞれ配達パートナーさんは色々なバイクを使って配達をしています。

これから購入を検討している配達パートナーさんは、どのバイクが良いのか悩んでしまうこともあるかもしれません。

そこで、本記事ではフードデリバリーに使用するバイクの選び方や、おすすめなバイクを解説していきます。

この記事でわかること
  • フードデリバリーに使用するバイクの選び方
  • 車両コストの計算方法
この記事を書いた人

TAKUYA

フードデリバリー歴5年目

配達パートナーの皆さんと同じ悩みを抱えながら、同じ立場として活動中!

配達ロボ
takuya

現役の配達パートナーとして頑張っています

x
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バイク選びの考え方

バイク選びの考え方

プライベートで使用するバイク選びの要素としては、デザインやメーカーを重視する傾向が高いと思います。

デリバリーバイク

しかし、フードデリバリーでバイクを使用することは、プライベートや通勤とは異なる使用目的になります。

プライベート買い物・レジャー・日常生活の移動手段
通勤・通学学校・会社への移動手段
フードデリバリー業務として利益を得るための手段

こういったことを踏まえて、バイクを購入する基準となるのは

業務使用バイクを選ぶ基準
  • 取り扱いやすく、業務効率に貢献できるか?
  • コスト面は優れているか?

仕事として、利益を高める第一歩となるのが配達車種の選定になりますので、本記事では上記にある2つの要素を重視したバイク選びを、一緒に考えていきたいと思います!

取り扱いやすさを重視するメリット

取り扱いやすさ

バイクはそれぞれ排気量が違いますが、フードデリバリーでもっとも使用されているのは、50cc以下(原付1種)と125cc以下(原付2種)になります。

原付1種・2種のメリット
  • コンパクトで軽量なモデルが多い
  • ランニングコストが安い
  • 事業用(緑)ナンバーが不要

配達に関係する部分で、それぞれの違いを比較してみましょう。

原付1種・2種の違い

50cc以下
(原付1種)
125cc以下
(原付2種)
法定速度30km60km
右折方法通行帯が3車線以上は2段階右折通行帯に関わらず通常右折

▲比較してみると法定速度・右折のしかたに違いがあり、配達の効率考えると原付2種がすぐれていると言えます。

このようなことから本記事では、原付2種(125cc以下)のバイクに注目していきます。

配達ロボ
takuya

法定速度・右折方法は、配達効率に大きく影響します!

また、バイクを使って配達をするうえで、車両の重さも重要になります。

結論としては、軽量なモデルのほうが配達に向いています。

軽量のメリット
  • 車体の取り回しがラク
  • ブレーキ部品の消耗を抑えられる

重量が軽いと、駐車する時や、車体を押して移動する時などの取り扱いがラクです。

また、ブレーキを使って減速する際には、車体が重いより軽いほうが理論上、部品の消耗を少なく抑えられます。

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配達では、バイクの取り回し・ブレーキ回数が思っている以上に多いよ!

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コスパを重視するメリット

バイクのコスパ

業務として車両を使用することは、事業運営するうえでの経費として考える必要があります。

経費

Uber Eats の配達をして最終的に得ることができる利益は

配達報酬-(経費+税金)=利益

▲このような計算になるので、いかに経費である車両コストをおさえられるかがキーポイントになっています。

言い換えると、選定した車両によって1件配達した時の利益に差がでてくる事になります。

配達ロボ
takuya

利益を高めるには、報酬だけではなくて、経費(コスト)を意識しよう!

コスパ(コスト)の計算方法

コストの計算

バイクにかかるコストと言えば、一番に思い浮かぶのは『燃費』ではないでしょうか?

バイクで配達するには、かならず燃料を消費しますので、できるだけ燃費の良い車両を選ぶことがコスト削減につながります。

計算機

また、車両本体の購入費もコストとするのが基本です。

その他にも、税金や保険料・整備費などもあります。

バイクのコスト
  • 車両購入費
  • 燃料費
  • 税金
  • 保険料
  • 整備

▲5つの項目を並べましたが、バイクを選ぶ際に重要なポイントとして、経費の割合が大きい『車両購入費』『燃料費』になります。

今回はこの2つに絞って、コスト計算をしていきたいと思います。

経理上(税務署)の考え方は、車両購入費を3年間で減価償却していきますので、本記事でも同じ期間でコスト計算をすることにしましょう。

車両コスト

車両購入費 = 3年間で減価償却する
 購入金額 ÷ 3 = 1年間の車両コスト

走行距離の仮説をたてるために、Uber Eats を副業として稼働しているモデルケースを作ってみました。

モデルケースの走行距離
  • 平日 本業のあとに配達
    (1日 35km走行)
  • 土・日 朝~夕方まで配達
    (1日 100km走行)
  • 1年間の走行距離
    (約18,000km走行)

燃料の価格は2022年6月のガソリン価格の全国平均を使用します。

ガソリン価格

2022年6月 ガソリン(全国平均価格)173.9円

▲この3つを使用して、これから車両ごとのコスパ(コスト)を算出していきます。

配達ロボ
takuya

『車両購入費』と『燃料費』を低くできれば、大きくコストを抑えられるよ!

1年間の車両コスト計算式

(車両購入価格÷3)+(『18,000÷車両燃費×173.9)
年間の車両コスト(本体&燃料費)

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選定するバイクリスト

バイクリスト

それでは、利益を高めるうえで重要なコスト(コスパ)を、わかりやすくリスト化していきましょう。

今回は、2022年7月現在での国内メーカーで販売している、原付2種(50~124cc)のモデルのすべてを対象にしました。

出典:HONDA

同時に、さきほど解説したコストを、全てのバイクで計算してみましょう!

燃費表記は『定地燃費値』『WMTCモード値』の2種類ありますが、本記事では、より実走に近い計測の『WMTCモード値』を使用して算出していきます。

定置燃費値とWMTCモード値とは
  • 定置燃費値 直線で平坦な道を60㎞/hで走行し続けた場合の数値です。
  • WMTCモード値 市街地・郊外・高速道路走行など、一般的な使用実態を走行値に反映して『実燃費』に近い数値となっている燃費表記です。

バイクリスト(コスパ順)

右にスクロールできます
メーカーモデル3年間
コスト
1年間
コスト
メーカー希望
小売価格(税込)
燃費性能
(WMTC)
重量排気量
HONDADio110約413,000円約137,000円242,000円54.9km/L96kg109cc
SUZUKIアドレス110約417,000円約139,000円225,500円48.9km/L100kg112cc
HONDAスーパーカブ110約438,000円約146,000円302,500円67.9km/L101kg109cc
YAMAHAアクシスZ約452,000円約150,000円271,700円51.9km/L100kg124cc
HONDAベンリィ110約472,000円約157,000円286,000円50.3km/L117kg107cc
HONDAスーパーカブ110プロ約485,000円約161,000円346,500円67.4km/L111kg109cc
HONDAベンリィ110プロ約486,000円約162,000円300,300円50.3km/L120kg107cc
HONDAクロスカブ110約501,000円約167,000円363,000円67.9km/L107kg109cc
HONDAリード125約516,000円約172,000円324,500円49km/L116kg124cc
HONDAグロム約522,000円約174,000円385,000円68.5km/L102kg123cc
KawasakiZ125 PRO約525,000円約175,000円352,000円54.2km/L102kg124cc
YAMAHAシグナスグリファス約568,000円約189,000円357,000円44.5km/L125kg124cc
YAMAHANMAX約568,000円約189,000円368,500円46.9km/L131kg124cc
HONDAモンキー125約574,000円約191,000円440,000円70km/L104kg123cc
HONDAスーパーカブC125約576,000円約192,000円440,000円68.8km/L110kg123cc
HONDACT125ハンターカブ約579,000円約193,000円440,000円67.2km/L120kg124cc
HONDAダックス125約582,000円約194,000円440,000円65.7km/L107kg123cc
YAMAHAシグナスX約587,000円約195,000円335,500円37.3km/L119kg124cc
HONDAPCX eHEV約618,000円約206,000円448,800円55.4km/L136kg124cc
SUZUKIGSX-S125 ABS約636,000円約212,000円420,200円43.5km/L135kg124cc
YAMAHAトリシティ125約636,000円約212,000円423,500円43.6km/L159kg124cc
SUZUKIGSX-R125 ABS約669,000円約223,000円453,200円43.5km/L137kg124cc
HONDACB125R約673,000円約224,000円473,000円46.8km/L130kg124cc
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おすすめバイク

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さきほどのリストで、コスパの優れたバイクがわかりました。

上位に君臨しているバイクは、Uber Eats をはじめとするフードデリバリーで大活躍している車両ではないでしょうか?

配達ロボ
takuya

多くの配達パートナーさんが、愛用しているバイクだね!

せっかくなので、上位1~3番までの車両を詳しく見てみましょう!

これから紹介する3台は、筆者が運転経験のある車両でした♪

1位 HONDA Dio110

出典:HONDA
メーカー希望小売価格(税込)242,000円
排気量109cc
燃費(WMTC)54.9km/L
車両重量96kg
3年間のコスト(車体+燃料費)約413,000円
2022年概要

2021年1月にフルモデルチェンジを果たして、燃費の向上や車体の軽量化が進み、本記事での原付2種バイクのコスパ順位1位になりました。

車両価格と燃費性能のバランスがすばらしいですね♪

出典:HONDA

走り出しのダッシュ力が抜群&通常走行もパワフルで安定した走りなので、とっても快適に配達できそうです。

出典:HONDA

重量が96kgと、ビックリするくらいに軽量なので取り回しがラクですね♪

この点に関しても、配達に向いているのではないでしょうか?

出典:HONDA

さらに、原付バイクではまだ珍しいスマートキーを採用しているのもポイントが高いです。

フードデリバリーの配達では、頻繁にエンジンの入切が発生するので、効率化にも一役買いそうですね♪

コスパだけでなく、機能面でも配達しやすいバイクかもしれません。

2位 SUZUKI アドレス110

出典:SUZUKI
メーカー希望小売価格(税込)225,500円
排気量112cc
燃費(WMTC)48.9km/L
車両重量100kg
3年間のコスト(車体+燃料費)約417,000円
2022年概要

パワフルな走りと、心地よいエンジンの躍動がマッチした実用的&魅力的なバイクです!

燃費性能はそこそこですが、とっても車両価格がリーズナブルなのでコスパの良さにつながっていますね。

出典:SUZUKI

とにかく加速の良さが光る1台で、低~高速までのスムーズな走りが快適の一言♪

キビキビとした走りで、コーナーなどの安定感も抜群です。

出典:SUZUKI

また、便利な機能として左ブレーキレバーを握ると、フロントブレーキとリヤブレーキが同時に作動して効率よく制動力を得られるシステムになっているのです!

ちなみに、車両重量は100kgと軽量なので取り回しやすいですね♪

3位 HONDA スーパーカブ110

出典:HONDA
メーカー希望小売価格(税込)302,500円
排気量109cc
燃費(WMTC)67.9km/L
車両重量101kg
3年間のコスト(車体+燃料費)約438,000円
2022年概要

1958年に誕生した、誰もが知っている歴史あるバイクです。

コスパも高く、車両も軽くて取り扱いやすいので、警察庁・郵便局などの業務にも使用されています。

出典:HONDA

また、メンテナンスがしやすく部品も安価なので整備費も抑えることができるかもしれません。

2022年4月にモデルチェンジをして新設計エンジンやディスクブレーキ、ABSを採用されて、走行性能も格段に上がっています。

丈夫でコスパが良いので、配達用としても大活躍することは間違えないでしょう!

まとめ

デリバリーバイクの選び方

Uber Eats での働き方は様々ですが、選んだ車両とは、短く考えても2~3年のつきあいになると思います。

経費としての金額も高く、配達報酬から利益をだすためのキーポイントになるのが車両選びです。

今回は、コストを主体としてきましたが、もちろん選ぶ基準として自分の気に入ったモデルを考慮しても正解です。

本記事はあくまで、参考としていただければと思います。

矛盾してしまいますが、やっぱり、お気に入りのバイク(相棒)と気持ちよく配達したいですよね♪

計算では図りしれない部分として、モチベーションも上がり、結果として良い方向にむかう事ができるかもしれません。

配達ロボ
takuay

コスパの違いを理解していただけたら、それで十分です!

個人事業として『経費に対する意識』を持つことができれば、様々なシチュエーションで役に立つこともあるかもしれませんので、色々な意味で参考にしていただければ幸いです☆