Uber Eats では配達員ではなく配達パートナーと呼びます。また、配達パートナーは個人事業として業務を受諾しており、Uberとの雇用関係はありません。
できるだけ節税したいんだけど…どんなモノが、経費になるんだろう?
経費になる、モノを一緒に見ていきましょう!
Uber Eats の配達は個人事業となるので、業務に必要なモノを経費として計上することができます。
『確定申告』や『地方税の納付』を予定している配達パートナーさんであれば、本業(専業)・副業のどちらの働き方でも経費を計上することが可能です。
初めて確定申告する配達パートナーさんは、『どんなモノが経費になるのかな?』なんて疑問もあると思います。
そこで、本記事ではUber Eats の配達にかかわる、経費について解説していきます。
本記事の内容は、それぞれの環境や状況の異なる、すべてに配達パートナーさんに該当することをお約束できるものではありませんので、あくまで参考としてご覧下さい。
- 経費として計上できるもの
- 経費として計上できそうな
- 経費として計上できないもの
TAKUYA
フードデリバリー歴5年目
現役の配達パートナーとして頑張っています!
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経費を計上する重要性(節税)
確定申告をする際に、経費が重要になると言われますが、なぜなのでしょうか?
結論として、経費を計上した金額が、節税になるからです。
企業に雇用されている会社員は、給料収入から決められた『給与所得控除』が引かれたものが給料所得(所得)になります。
対して、個人事業主は総収入から経費を引いたものが事業所得です。
この事業所得が、各種税金や国民健康保険料を算出するベースになるので、所得金額が少ないほうが納税額が少なくなります。
▲経費を計上することで、節税ができるイメージです。
ポイントとして、必要な経費を漏れなく計上することです!
せっかく稼いだ配達報酬を、賢く所得とするためにも大切なことですよね。
経費を計上する注意点
経費の重要性はわかりましたが、実際に計上するうえで注意するポイントを見ておきましょう。
経費計上では、帳簿に記帳するだけではなく、領収書などを7年間を保管する義務があります。
保管する領収書には以下の内容が分かるようしておきましょう。
- 購入金額
- 購入した日付
- 購入した商品名
- 購入した店舗
▲保管する際に、しっかりと明記されているか確認しましょう!
うっかり、領収書を書いてもらうのを忘れてしまった…
忙しく働く中では、こんなこともあるかと思います。
領収書ではなくレシートでも、上記4つの内容が確認できれば問題ありません。
また、ネット通販などで購入した際は、領収書・レシートの発行が難しいケースもありますので、パソコンやスマホで上記4つの内容が確認できるスクリーンショットを印刷して保管しておけば、説明の資料として利用できると思います。
また、『プライベートと共有しているモノ』や『経費として認められないモノ』などもありますので、次からの項目でチェックしていきましょう!
家事按分をしよう
経費として計上するモノの用途が、事業・プライベートの両方で共有している場合もあります。
こういったケースでは、事業・プライベートの出費とする割合を決めてから、実際の経費金額を決定します。
家事按分の考え方を、スマホの通信料で見てみましょう。
スマホ通信料の例
一週間の使用時間
(累計使用時間 約60時間)
事業 使用 | プライベート 使用 |
42時間 | 18時間 |
仮に、スマホの通信費が月に4,200円かかった時の比率は
事業 (70%) | プライベート (30%) |
2,940円 | 1,260円 |
▲このような金額の割り振りになります。
- 車両(自転車・バイク)
- ガソリン代
- スマホの通信費
- その他
逆にUber Eats の配達でしか使用しないモノは、そのままの金額で計上が可能です。
▼家事按分の考え方や計算方法は、こちらの記事でも詳しく解説しています。
ポイントとしては、税務調査があった際に、家事按分の基準について具体的に説明ができて、客観的に納得してもらえることが重要です。
誰に説明しても、納得できる根拠をもとに家事按分しよう!
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Uber Eata で経費にできるもの
まずは、Uber Eats の配達で経費にできるものです。
考え方としては、Uber Eats の配達業務をおこなうのに必要な出費なのか?という事です。
事業活動をするうえで必要であったり、売上に貢献できるものは、経費として計上ができます。
色々なモノがありますが、代表的な項目をズラッと見ていきましょう。
車両(自転車・バイク)購入費
車両運搬具・一括償却資産・消耗品費
配達に使用する車両購入費は、経費とすることができるので、しっかり計上しましょう。
また、購入金額によっては、固定資産として減価償却が必要になる場合もあります。
減価償却とは、数年に分割して経費にしていくことです。
- 青色申告 購入金額が30万円以上
- 白色申告 購入金額が10万円以上
※青色申告も原則10万円以上ですが『少額減価償却資産の特例』を利用した際は30万以上となります。
減価償却する期間は、自転車が2年間・バイクは3年間になります。
また、車両をレンタルして配達している場合は全額、経費計上が可能です。
車両の修理・メンテナンス費
車両費・消耗品費
車両が故障や破損してしまった時の修理代金や、定期的なメンテナンスにかかる費用は経費として計上ができます。
配達パートナーさんによっては、自分で修理やメンテナンスをしている方もいらっしゃると思いますが、必要な工具や部品なども経費になりますので計上しましょう。
ガソリン代・交通費
車両費・旅行交通費・消耗品費
配達に使用したガソリン代は、もちろん経費計上できます。
また、レンタル車両を利用している配達パートナーさんは、他の交通手段を利用して配達エリアまで出勤している方もいらっしゃいますが、交通費は経費として計上できます。
車両の保険料
車両費・損害保険料
自転車やバイクの車両に関わる保険料は経費計上できます。
ケースによって、自動車の任意保険のファミリーバイク特約に入ってる場合は、バイクに該当する保険料のみを経費計上しましょう。
- 任意保険
- 自賠責保険
自賠責保険に関しては、『損害保険料』の勘定科目を使用することになっています。
自動車税
租税公課・車両費
配達に使用する車両の『自動車税』も経費として計上できます。
一年に一回だけの納付なので、うっかり忘れないようにしましょう。
ただし、納付が遅れたことにより発生した『延滞金』は、罰金の取り扱いになるため、経費として計上ができないので注意が必要です。
配達グッズの購入費
消耗品費
配達をするのに、直接的に使用する道具はすべて経費として計上することができます。
配達パートナーさんによって、使用しているグッズは色々だと思いますが、代表的なものとして
- 配達バック
- スマホホルダー
- モバイルバッテリー
- コインケース
- アルミシート
- その他
その他には、配達で使用している衣類・靴なども経費にできるので、漏らさず計上しましょう。
スマホの通信・通話料
通信費
Uber Eats の配達には、かならずスマホを使用しますので月々にかかる通信・通話料も経費になります。
また、ポケットWi-Fiを利用している配達パートナーさんは、スマホとは別に経費として計上できます。
通信費ではありませんが、スマホ本体の購入費を経費になりますので漏らさないように計上しましょう。(主に消耗品費になると思います。)
パソコン購入費
消耗品費・事務用品費・備品・器具備品
一括償却資産
Uber Eats の売上を確定申告するために、会計ソフトをつかって経費作業が発生するはずです。
こういった経理業務も、りっぱな事業活動の一部ですので、使用するパソコンも経費として計上することができます。
なお、車両購入費と同様に、金額によっては固定資産として減価償却が必要になります。
- 青色申告 購入金額が30万円以上
- 白色申告 購入金額が10万円以上
※青色申告も原則10万円以上ですが『少額減価償却資産の特例』を利用した際は30万以上となります。
パソコンの減価償却期間は、基本的に4年間ですが、デスクトップタイプでは、本体が4年間でディスプレイ部が5年間になります。
➡ 配達専用スマホ用
➡ 2台目のスマホ用
➡ SIM契約の見直し
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Uber Eataで経費にできそうなもの
次に、ケースによっては経費として計上できそうなものです。
稼働の仕方・生活環境・コミュニケーション内容など、それぞれ違ったシチュエーションの中で、事業の一部として経費が計上できるかを見ていきましょう。
できそうなものなので、あくまで参考として下さい。
飲み物
消耗品費
夏場の配達は、暑さとの戦いになりますので水分補給が欠かせませんよね。
特に、自らの体力を駆使して配達をしている自転車稼働の配達パートナーさんは、もっともコストがかかっているはずです。
季節によって、状況が変わると思いますが、夏場の『飲み物』を購入する費用は、経費になるのではないでしょうか?
明らかに、配達業務をおこなう事でプライべートよりも、必要となる飲料量が増加しますよね。
同時に、塩分も摂取しなくてはならないので、『塩タブレット』なども同様です。
交際費
接待交際費
ここで言う『交際費』とは、配達に関する情報交換などにかかった費用になります。
もちろん、プライベートな友達と食事をした費用は経費にはなりません。
言い換えると、『事業運営をスムーズにするためにおこなわれる、付き合いや情報交換のために支払われる経費』になります。
事業運営に関係しているかがポイントになりますので、後で納得ができる説明ができれば経費として計上するのもアリかもしれません。
- 飲食などをおこなった年月日
- 費用の金額
- 飲食などに利用した店名
- 飲食などに参加した人数
- 飲食などに参加した方の氏名
家賃
地代家賃
配達に使用する、道具や車両を置いたり収納するには、住んでいる家の一部を利用することになります。
もちろん全額が経費にはなりませんので、家全体の坪数に対して、事業に使用する坪数の割合を算出して家事按分します。
注意点として、白色申告では事業用に使用している割合に決まりがあります。
事業として使用している部分が『50%以下』である支出は、経費とすることができません。
青色申告では割合の制限はありません。
配達業務は走行距離が長いので
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Uber Eataで経費にできないもの
事業活動をおこなっている際に発生した費用であっても、経費として計上できないものがあります。
配達に関わるものとして、経費にできない費用を見ていきましょう。
食事代
配達中に昼・夜ご飯を食べたり、コンビニで3時のおやつを購入した時の費用などは、経費として計上できません。
仕事をしていなくても人間は、食事は必要なので、たとえ業務中に支払った費用だとしても事業活動とは別の出費として取り扱います。
さきほど、交際費について触れましたが、事業活動にかかわるコミュニケーションとしての飲食代については『接待交際費』とすることができます。
交通法規の反則金
配達中に、交通違反をしてしまい反則金の支払が必要になった場合、理由や金額に関わらず経費として計上することはできません。
業務中の交通違反に関しての、反則金・それに伴う延滞金などは、所得税法上で経費として認められていないのです。
おまけに、Uber Eats では配達業務中に交通違反をしてしまうとアカウント停止の対象になります。
十分に注意して配達をおこなっていきましょう。
経費を計上して赤字になると
そうあるケースではないと思いますが、もしも年間の売上金額よりも経費金額が多くなってしまい、赤字となった場合はどうなるのでしょうか?
副業で稼働して、配達回数が少ないケースで起こりえるかもしれません。
こちらに関しては、青色・白色の申告によって取り扱いがことなります。
- 最大3年間の繰り越しが可能で、年をまたいで赤字と黒字の相殺が可能です
- 赤字繰り越しができないので、年ごとに所得に対しての税金が課されます
▲カンタンに言うと、青色申告では前年分の赤字金額(全額もしくは一部)を翌年に控除できますが、白色申告では前年に赤字になっても、翌年以降に控除ができないのです。
青色申告では経理作業は増える分、メリットになる事も増えますね。
まとめ
今回は、確定申告に関係性の高い『経費』について解説してきました。
経費を適切に計上することで、節税につながり税金の納税額・保険料などを軽減することができます。
これによって、自身の所得金額にも影響していきますので、漏れなく計上をすることが大切です。
事業を経営するには配達報酬を手にするだけではなく、経理面でのバックアップが最終的な所得金額に直結していきますので、余すことなくしっかり処理していきましょう!
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