Wolt では、運営側が用意している補償があるけど、自分でも任意保険に加入したほうが良いのかな…?
運営側が用意している、保険内容を見て判断しよう!
配達をおこなうには、Wolt ウォーカーを除いて、それぞれに登録した車両を使用します。
業務をおこなう上でのリスクは無数にありますが、もっともイメージするのが『交通事故』ではないでしょうか?そこで考えるのが任意保険に加入するか否かです。
結論としては、任意保険に加入をおすすめします!
Wolt 運営側でも保険を用意していますが、配達業務中に限られます…
そこで、本記事では
こんな内容について解説していきます!
おそらくWolt で活躍している配達パートナーさんは、同時にUber Eats・出前館でも配達している方が多いと推測されますので、掛け持ちを視野に解説していきます。
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配達に任意保険が必要な理由
まずは、Wolt 運営側が用意している保険の内容を見てみましょう。
Wolt 保証制度
対人・対物補償 | 無制限 (自転車は3億円) |
通院費用 | 最大100万円 |
手術見舞金 | 日額7,500円 |
葬儀費用・家族見舞金 | 100万円 |
後遺障害 | 最大1,000万円 |
入院見舞金 | 最大45万円 |
保険の内容はこのような感じです。他社デリバリーサービスと比較してもトップクラスの補償内容になっている…といった事からも配達パートナーを大切にしてくれている姿勢が伝わってきます!
ただし、Wolt の補償対象にも注意点があります。
補償される範囲は配達中(リクエストを受け取って配達完了まで)に限られるので、待機中は補償外となってしまいます
なので、自分自身で業務外の任意保険を手配した方が賢明です。
費用は掛かってしまいますが、万が一の事を考えれば安いモノではないでしょうか?もちろん、筆者も自転車で配達を始めた頃から、自前で任意保険に加入し続けています。
自分を守るためにも、任意保険の手配をおすすめします!
デリバリーサービスには『フリーナンスあんしん補償Basic』
フリーナンスって?
初めて聞いた方も多いと思いますが、GMOクリエイターズネットワークが運営する、フリーランスをサポートする目的に特化した新しいサービスです。
色々なサービスを提供していますが、その中でもフードデリバリーに活用できるのが『フリーナンスあんしん補償Basic』になります。
Wolt では『業務中』に対して充実した補償制度を用意していますが、他社デリバリー(Uber Eats・出前館)などを掛け持ちで配達する際に役立ちます。
Wolt | Uber Eats | 出前館 | |
対人・対物 補償 | 無制限 自転車は3億円 | 最大 1億円 | 最大 1億円 (自転車のみ) |
通院費用 | 最大 100万円 | 最大 50万円 | 最大 25万円 |
手術 見舞金 | 日額 7,500円 上限60日 | 日額 7,500円 上限60日 | 1日あたり 7,500円 上限90日 |
家族 見舞金 | なし | 最大 45万円 | なし |
葬儀費用 | 100万円 | 100万円 | なし |
死亡 見舞金 | 1,000万円 | 1,000万円 | 最大 1,200万円 |
後遺障害 | 最大 1,000万円 | 最大 1,000万円 | 最大 1,200万円 |
各社ともに補償を用意していますが、利用することでアカウントに影響するケースもあるので『フリーナンスあんしん補償Basic』に加入しておくことをお勧めします。
事故の内容 | 補償金額 |
業務遂行中の事故 | 最高5,000万円 |
仕事の結果の事故 | 最高5,000万円 |
受託物の事故 | 最高100万円 |
上記の内容を、なんと無料で補償してくれるのです。デリバリーサービスをこれから始める方も、すでに活躍している方も、とりあえず入っておいたほうが良い保険の代名詞となっています!
無料で補償してくれるなんて…なにか特別な条件とかあるんじゃないの!?
おっしゃる通り、唯一の条件があります!
フリーランス(Wolt など)として活動して得た報酬をフリーナンス口座に設定することが条件になっています。ただし、後日にフリーナンス口座に入金された報酬は、自分のメインバンクの口座に振り替えらるので、今までとほとんど変わらない報酬管理ができます。
ただし、使用する車両によって対象になる補償に違いがあるので、本記事内で順次、各車両ごとに詳しく解説していきます!
自転車におすすめな任意保険
自転車の配達には、2種類の保険が必要になります。
業務外の保険 | 待機中など |
業務中の保険 | 配達中 |
Wolt では、実際に配達をおこなっている以外にも、リクエストを受けていない待機中なども自転車を使用することになります。
自転車保険は▲上記のように『業務外』『業務中』の使用する用途にわかれているので、両方をカバーするには、2つの保険に加入する必要があります。
ただし、Wolt で用意している補償制度が充実しているので『業務中』に関しては問題無いと思われますが、他のデリバリー会社でも配達する場合には検討されたほうが賢明です。
こういった理由から『業務外』『業務中』にわけて、おすすめな自転車保険を紹介していきます。
配達中・待機中に適応される、2つの保険を手配すると安心です!
自転車保険(業務外)
Wolt ではリクエストを待っている待機時間があります。
こういった、配達業務をおこなっていないタイミングの事故には、日常生活に適応される保険を手配する必要があります。
各社から、様々な自転車保険が提供されていますが、コスパが高く利用しやすいサービスに絞って見ていきましょう。
PayPay あんしん自転車保険
電子決済でおなじみの『PayPay株式会社』が運営する自転車保険です。
PayPay残高から支払いができたり、ポイントを貯めることもできます。PayPay内でお手続きが完結できる上に、申し込みから保険適応まで最短で翌日からも可能!
『お手軽プラン』『基本プラン』『安心プラン』の3つのサービスが用意されており、内容については以下の通りです。
お手軽 プラン | 基本 プラン | 安心 プラン | |
月額料金 | 140円 | 180円 | 250円 |
死亡 後遺障害保険金 | 100万円 | 100万円 | 300万円 |
入院保険金日額 | ✕ | 3,000円 | 5,000円 |
通院保険金日額 | ✕ | 1,500円 | 2,500円 |
賠償責任 | 1億円 | 1億円 | 3億円 |
『入院・通院の補償』が対象になるプランがおすすめです!
楽天『超かんたん保険』
インターネット関連サービスでおなじみの『楽天グループ株式会社』が運営する自転車保険です。
お手軽な保険料で補償が受けられる上に、楽天ポイントを貯めたり利用することも可能。申請手続き完了の翌日から補償が開始できます!
料金・内容のバランスのとれた自転車保険ではないでしょうか?
『節約コース』『標準コース』『充実コース』の3つのプランが用意されており、内容については以下の通りです。
節約 コース | 標準 コース | 充実 コース | |
料金 (月払い) | 210円 | 340円 | 530円 |
料金 (年払い) | 2,220円 | 3,740円 | 5,870円 |
死亡 後遺障害保険金 | 135万円 | 100万円 | 300万円 |
入院保険金日額 | ✕ | 1,000円 | 1,500円 |
通院保険金日額 | 1,500円 | 1,500円 | 3,000円 |
手術保険金 (入院中) | 15,000円 | 15,000円 | 30,000円 |
手術保険金 (入院以外) | 7,500円 | 7,500円 | 15,000円 |
賠償責任 | 1億円 | 1億円 | 1億円 |
『PayPay あんしん自転車保険』と比較すると、手術保険金の用意があるのがメリットですね!
楽天ポイントが貯まる・使える
ローソンの自転車保険
コンビニエンスストアでお馴染みの『株式会社ローソン』が提供する自転車保険です。
ローソンに設置されている『Loppi』から、24時間365日いつでもお申込みできるので便利です。『PayPay あんしん自転車保険』や『楽天 超かんたん保険』に比べると、2つのプラン共に通院補償の用意がありませんが、代わりに賠償責任が無制限に設定されているのがメリットです。
『お手軽プラン』『充実プラン』の2つが用意されており、内容については以下の通りです。
お手軽プラン | 充実プラン | |
保険料(年間) | 3,320円 | 5,270円 |
死亡 後遺障害保険金 | 100万円 | 400万円 |
入院保険金日額 | 1,500円 | 4,000円 |
手術保険金 (入院中) | 15,000円 | 40,000円 |
手術保険金 (入院以外) | 7,500円 | 20,000円 |
個人賠償責任 | 無制限 | 無制限 |
個人賠償責任が、無制限なので心強いですよね!ただし、通院補償がないので別で用意する必要があります。
すでに別の医療保険に加入していて『通院補償』を充分に確保されている方に向いているかもしれません。
自転車保険(業務中)
実際に配達業務をおこなっている際に適応される自転車保険です。
それほど種類は多くないのですが、その中でも、もっとも利用しやすいサービスを厳選して見ていきましょう。
Wolt だけで配達する場合は必要ないかもしれませんが…他社デリバリー(特に出前館)の掛け持ちをするには検討する必要があります。
自動車安全対策協議会の保険
自転車を利用される方々が、より快適・安全になる為の各種サポートをおこなっている『自動車安全対策協議会』が提供している自転車保険です。
数少ない、業務用の自転車保険の中でも保険料・内容ともに利用しやすいのがメリットです。
『プランA』『プランS』『プランB』の3つが用意されており、内容は以下の通りです。
プランA | プランS | プランB | |
保険料 年間 | 2,900円 | 3,900円 | 4,900円 |
緊急対応費用 | 300万円 | 300万円 | 300万円 |
被害者見舞 臨時費用 | 被害者1名 10万円 1事故 300万円 | 被害者1名 10万円 1事故 300万円 | 被害者1名 10万円 1事故 300万円 |
訴訟対応費用 | 300万円 | 300万円 | 300万円 |
賠償責任 | 1億円 | 2億円 | 3億円 |
フードデリバリーの為にあるような保険です!
フリーナンスあんしん補償Basic
(損保ジャパン)
『フリーナンスあんしん補償Basic』に登録すると、以下の補償を無料で受けることができます。
事故の内容 | 補償金額 |
業務遂行中の事故 | 最高5,000万円 |
仕事の結果の事故 | 最高5,000万円 |
受託物の事故 | 最高100万円 |
自転車で稼働する場合は、全ての補償が対象になりますので、とりあえず登録をおすすめします!
※全てのケースに適応される訳ではありません
ただし、けっして十分な補償金額ではないので、有料にはなりますが、追加として『最長1年間の所得補償』のサービスを利用することも可能です。
最大5,000万円の補償が、無料で受けられます!
無料で補償を受けられます!
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原付バイクにおすすめな任意保険
原付バイクの任意保険には、主に『通勤・通学』『日常・レジャー』『業務』の3つの分かれますので、デリバリーサービスの配達に対応できる『業務』に加入する必要があります。
ただし、業務用の任意保険の数は少ないので、限られた中から選びことになります。本記事では代表的なサービスをまとめてみました。
こちらに関しても、Wolt だけで配達する場合は必要ないかもしれませんが…他社デリバリー(特に出前館)の掛け持ちをするには検討されたほうが賢明です。
ファミリーバイク特約
自動車の任意保険に加入している方は、付帯するサービスとして『ファミリーバイク特約』を利用できるケースがあります。
既存の保険にカンタンに追加できて、費用も安いので利用したいところなのですが『業務』に対応していない保険会社が多いので、サポートセンターに確認してみましょう。
ちなみに筆者が加入している『SBI損保の自動車保険』では、業務対応OKなので助かっています。
デメリットとしては『ロードサービスに非対応』『車両保険に非対応』などがあげられますので、不安な場合は単独のバイク保険と比較・検討したほうが良いでしょう。
以前よりも、対応しているサービスが減っているのは事実です…
大手保険会社
(損保ジャパン・三井住友海上)
原付バイク保険を単独で提供している保険会社は『損保ジャパン・三井住友海上』の2社が有名で、多くの配達パートナーさんが利用しています。
ちなみに、東京海上日動のバイク保険はオートバイ専門店の『2りんかん』でも加入する事ができます。お近くの店舗で申し込みをすれば、ケースによって即日に加入することも可能なので便利ですね♪
『損保ジャパン・三井住友海上』は取扱代理店でのお手続きとなりますが、見積りはネットでも可能です。
できるだけ、相見積もりを取ったほうがお得になります!
フリーナンスの安心補償Basic(損保ジャパン)
バイクの業務では『業務遂行中の事故』の補償は対象外になりますが、以下の補償に関しては補償対象になるケースもあります。
事故の内容 | 補償金額 |
仕事の結果の事故 | 最高5,000万円 |
受託物の事故 | 最高100万円 |
※全てのケースに適応される訳ではありません
配達中は、想定していないトラブルに直面することもありますので、とりあえず無料で登録さえしておけば窮地を救ってくれるかもしれません!
バイク稼働であっても、登録しておく価値はあります!
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最高5,000万円の損害賠償される
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(黒ナンバー)軽貨物車両・(緑ナンバー)バイク『125cc超え』の保険
(黒ナンバー)軽貨物車両・(緑ナンバー)バイク『125cc超え』で稼働している場合にも、業務用の任意保険は必須です。こちらに関してもサービスを提供している会社が限られます。
対応している保険会社は『三井住友海上・損保ジャパン・AIG損害保険・あいおいニッセイ同和』が代表的なところです。
注意点としては『通勤・通学』『日常・レジャー』とは異なり、保険料が高くなる可能性があるので、しっかりと見積りを取ってから稼働するか決めた方が良いかもしれません。
見積りをとってから、稼働の検討をおすすめします!
まとめ
基本的な考え方として、Wolt 含むデリバリーサービスの配達は個人事業としておこなうので、運営側に頼ることなく自ら身を守っていくことが必要だと考えます。
『自分に限って事故なんて無いよ』とか『事故に遭っても何とかなるよ』といった怠慢は捨てた方が良いでしょう。
事実、筆者の周りでも事故に遭ってしまった配達パートナーさんはいらっしゃいます。
配達回数が少ない・配達をしていない方は『事故は滅多にいこらない』と想像してしまいがちですが、現実は違います…
厳しい言い方かもしれませんが、保険料をケチるくらいなら稼働しない方が良いかもしれません…とは言っても、本当に必要かどうかは自分自身で判断してみてくださいね!
必ず、業務と補償はセットで成り立ちます!
▼車両トラブル時に強い味方、JAFについてはこちらへ
『始める前に知りたいこと』
『Uber Eats 登録と準備』
『初回の配達前に見ておこう』
『稼ぐための知識を知ろう』
『これも知っておこう』
『現金配達のやりかた』
『予備知識』
『出前館の配達』
『Woltの配達』
当ブログ Uber Eats 情報館と提携している『maneyback』を経由してUber Eats 配達パートナーに新規の登録後、1回配達するだけで18,000円がキャッシュバックされます!
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