Uber Eats では配達員ではなく配達パートナーと呼びます。また、配達パートナーは個人事業として業務を受諾しており、Uberとの雇用関係はありません。
記事の最後で『新アルゴリズム』について解説します!
最近、スリコばかりで全然 稼げないんだけど…こんな状況でも対策できる方法ってあるの!?
筆者が実践している対策を交えて解説していきます!!
スリコ(300円)は『バグ』ではなく、状況により、ダイナミックプライシングの影響で提示される報酬です。つまり個人の操作では直せません(涙)
Uber Eats では、報酬体系がダイナミックプライシング(変動料金制)に移行してから低~高報酬を行ったり来たりしています。
ザックリ言うと『需要と供給のバランス』によって報酬の値段が変わります。これは、注文者も同じで『配達する距離・時間帯・配達パートナーの人数』によって配達手数料が変動しています。
季節・景気・世の事情(2024年の直近だとコロナ問題・物価高など)に大きく影響されていて、低報酬な時期には『スリコ』と呼ばれ恐れられている現象があり、多くの見積り金額が300円になってしまうのです…。
配達パートナーさんは、頭を抱えてしまうような状況なので『何か対策はないの?!』と考えるは当然のことです。
そこで、本記事では
このような内容について、解説していきます!
TAKUYA
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スリコとは?
スリコとは、ダイナミックプライシングによって発生するようになった低報酬(300円)に対して配達パートナーさんが皮肉を込めて付けた呼び名です。
ただし、スリコにも意味合いの違う2つの認識がありますので、ここではその違いを確認していきましょう。
スリコにも種類があるのです!
『妥当な報酬』のスリコ
▲この2つは『まあ、文句無いかな…』と引き受ける事ができるスリコではないでしょうか?見て頂ければ、すぐに分かると思いますが、配達距離が短く所要時間も掛からずに完了することができるのでクエストの消化にも有効です。
このタイプは、低報酬な時期でなくても出現するので、あまり違和感がありません。
おそらく拒否する配達パートナーさんは限りなく少ないと思います。
『不満な報酬』のスリコ
▲この2つはどうでしょうか…。おそらく引き受ける配達パートナーさんは限りなく少ないと思います。距離が約5~7kmなのに、報酬がたったの300円ですから極めて効率が悪いスリコです。
配達パートナーさんの間で恐れられているのは、こういった内容のスリコを指します。通常に考えても低報酬すぎますよね…もちろん筆者も秒で拒否します!
本記事で解説していくスリコも、こちらのタイプです。
自転車とバイクではどうなの?
2023年にブースト制度は廃止されました。
自転車と原付バイクでは報酬に違いがあるのでしょうか?
結論としては、報酬に差があります。
原付バイク 自転車
▲ある低報酬期の『原付バイクと自転車』のブースト率の比較ですが、一目瞭然で原付バイクが優遇されていることが分かります。
原付バイクは機動力が高く、長距離の配達もこなすことができるオールマイティな車両なので、Uber Eats 運営側も重要としている表れでもあります。
ただし、最近では原付バイクでもスリコの確率が高まっているので、一概に言えなくなってきていますね…。
takuya
現状の低報酬期では原付バイクが優勢ですが、段々と差が縮まってきています…。
スリコはいつまで続くの?
筆者の経験上、スリコ(低報酬期)はある日を境に突然起こるので、どういった仕組みになっているか分かりませんので、まったく予測することができません。
なので、『いつまで続くの…』と不安になるのは当然ですが、ダイナミックプライシングはブラックボックスなので、いつ終わるのか解らないのです。
理屈としては、需要と供給の差が無くなってバランスの良い状態になれば、報酬も安定するはずです。
ただし、様々な外的要因が関係しているので、スリコ(低報酬期)に入り込んでしまうと、長期戦を覚悟する必要があるかもしれません。
takuya
スリコ(低報酬期)は、数日で終息するモノではありません!
稼げる確率を上げる方法
ダイナミックプライシングに移行してからは、報酬の増減が予めない中で稼働していくしかありませんが、それでも『稼げる可能性』を高める為の努力・工夫することが大切ではないでしょうか?
『低報酬だから稼げないよ…』で終わらしてしまっては、何も変えられません。
ここからは、稼ぐにはどういった行動をとれば良いのかを、一緒に見ていきましょう!
車両変更をする
ブースト率などから見ても、現状では自転車よりも原付バイクの方が報酬面で優遇されているはずです。なので車両変更が可能な配達パートナーさんは自転車→原付バイク(125cc以下)にチェンジしてみるのも対策の1つです。
筆者は、自転車・原付バイクの両方を経験しましたが、より生産性が高いのは原付バイク(125cc以下)だと言えます。
理由としては
このような事から考えて、車両変更をすることで状況が変わる可能性があるかもしれません。
takuya
もちろん、エリア特性があるので全てのケースに当てはまる訳ではありません。
稼働時間を調整する
配達パートナーさんが少ない時間帯では、高額な見積りのリクエストが飛んでくる確率が上がります。他の記事でも解説した内容ですが、改めて見てみましょう。
▲こちらは、早朝7時台の見積り金額です。日中のスリコに対して考えても、これだけ頂けたら助かりますよね!もちろん配達完了しました。
▲同じく早朝の見積り金額です。PPDD(他店舗ダブル)ですが、40分位で配達完了したので時給3,429円確定しました!
こんな感じで、配達パートナーさんが少ない時間帯には高額なリクエストが飛んでくる可能性が高くなるので試してみても良いかもしれません。
takuya
毎日、めぐり合える訳ではありませんが、早朝は可能性が高いです!
▼『高単価な案件』の狙い方を解説した記事です。
他社と掛け持ち稼働する
もっとも有効な手段として活用できるのが、Uber Eats と他社デリバリーを掛け持ちで稼働する作戦です。
すでに、ベテランの配達パートナーさんは実践している方が多いはず!
街で行き会う方々の話を伺うと、Uber Eats のクエストをこなす為に他社と掛け持ちをしていない配達パートナーさんが意外に多いんです。
もちろん強制することはしませんが、現状で注文者はUber Eats に限らず他社のデリバリーを併用している方が多くいらっしゃいます。
掛け持ち配達していると、同じ注文者が複数のサービスを利用している実態が、リアルに分かります。なので多くのチャンスを手にするにも、Uber Eats 1社にこだわらずに他社を兼用して配達することをオススメします!
ちなみに筆者はUber Eats と出前館の同時オンラインを実践していますが、一日の平均時給が2,000円くらいになっています。
さらにWolt とも同時オンラインを実践中です!
出前館は、配達距離に関わらず基本料金が400円(PDD除く)なので、スリコよりも100円多く稼げます!Wolt も配達単価が500円~とスリコよりも十分に稼ぐことができます!筆者の作戦としてはUber Eats の日跨ぎクエストが外れた週は、MAX達成を狙わずに出前館・Wolt の売上とミックスさせて、当たりクエストと同等な報酬を手にしています♪
掛け持ちにおすすめデリバリー会社
サービス名 | 出前館 | Wolt |
掛け持ち | OK 『やり方』 | OK 『やり方』 |
1件報酬 平均 | 1配達平均 750円以上 | 約500~800円 |
対応都市 | 47都道府県 | 29都道府県 |
配達時間 | 完全自由 | 完全自由 |
サポート 体制 | 電話 チャット | チャット |
アプリ 操作 | 直感でも OK! | 直感でも OK! |
報酬は時間・地域・プロモーションによって異なります
スリコ対策は、他社デリバリーとの同時オンラインを実践しましょう!
takuya
少しでも稼ぐには、今までと違う土俵を取り込んでいきましょう!
▼Uber Eats と出前館の同時オンラインについて解説した記事です。
▼Uber Eats とWoltの同時オンラインについて解説した記事です。
まとめ
特に専業の配達パートナーさんは、スリコ(低報酬期)に入ると不安と焦りで心がいっぱいになってしまうと思います。
ですが、どんな業界でも浮き沈みを繰り返しながら今が有ります。
なので、苦しい中でも工夫をしたり、違う土俵を利用してでも稼いでいく必要がありますので『低報酬だから稼げないよ…』とグチる時間があったとしたら、1円でも多く稼げる手段を考えて行動していきましょう!
▼『ミツオの対策方法』について解説した記事はこちらです。
『始める前に知りたいこと』
『Uber Eats 登録と準備』
『初回の配達前に見ておこう』
『稼ぐための知識を知ろう』
『これも知っておこう』
『現金配達のやりかた』
『予備知識』
『出前館の配達』
『Woltの配達』
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